オフラインでの情報収集にこそ、オンラインでの発信が役に立つ

ネット上に文章をアウトプットするようになって2年弱が経ち、ネットで僕のことを知ってくれたたくさんの方と知り合い、実際にお会いする機会がありました。

すると、発信してきたことによりリアルな場でのコミュニケーションがとても密度の濃いものになるということに気づきました。

 

ネットで知り合ってわざわざ会いましょう、という話になる人は、お互いにどのような考えをもっているのか、ある程度わかっています。

僕がこれまで書いてきたnoteを読んでくれていたり、こちらも相手の書いた文章を知っていると、自己紹介が必要ないのです。

「ロンロさん、あの記事でこんなことが書かれてましたが実際のところどうなんですか?」

「僕はロンロさんとは違って、○○については××だと思ってるんですよ」

初対面でいきなりこんな会話からスタートできるわけですね。

結果、2時間の飲みの場で2時間丸々議論、意見交換なんてことになります。

ひとりでは気づけなかった発見があったり、思いもかけない情報を教えてもらえたり、noteを書き始めてからの僕はずっとコミュニケーションバブルが続いています。

 

これは特に自分は人見知りだ、と自覚している人にとっては耳寄りな情報なのではないでしょうか?

 

社会人になると、本や雑誌から得る情報より、人から直接聞いた情報の方が有益に働くケースが多々あります。

じっくり腰を据えて本を読む時間を確保しづらくなり、ななめ読みで大雑把に把握する2次情報よりも、当事者から熱をもって聞いた話の方が心に残る。

たとえば建築基準法が改正になりますよ、という話に対して、この変更点がポイントですという記事を読むのと、実際にその業務に関わる人が「この手続が変わるから面倒でしょうがない」と愚痴を聞かされるのでは、後者の方が圧倒的に記憶に残るわけですね。

 

ある敏腕編集者が、本は読んだ人よりも、つくった人の方が圧倒的に成長できる、というお話をされていました。

ネットで知り合った人と会う機会があるならば、相手に取材するつもりで、そしてこちらも取材してもらうつもりで臨むと良いかもしれません。

 

それでは、良いアウトプットライフを!